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集塵機技術情報

2020年9月9日集塵装置計画の原則

(1)計画の順序 1.発塵個所、発塵方向、ダストの性状、混入ガスの性質など発塵源の確実な把握
2.関連法規の調査、労働安全衛生法関係、公害関連法、地方条例、建築基準法等
3.制御方法の選定と計算、吸込ワードと作業性の関連、特殊ワードの設計等
4.集塵方式の選定と後処理の方法の決定
5.集塵装置の設置場所とダクト経路の決定
6.各部の性能計算、排風機、電動機の選定
7.安全装置の組込計画
8.官庁手続
9.計画の調整と見積計算
(2)フードの設計 集塵装置の処理風量決定の要素
1.制御風速
ダストの性状と発生状況、フードの型式と取付位置、外乱気流の状態、法規による制御風速を考慮して決める。
2.フードの設計
作業性を十分考慮した上で、フードを設計する。原則として囲い型とするが、外付式なら発生源に極限まで近づける。
3.経済性
処理風量、圧力損失、装置の規模、作業方法等との相互関係で経済性の調整を行う。
処理風量はフードの設計で決まる
作業方法、グストの発生状況及びワードの条件によって、まず制御風速を決め、処理風量が定まる。
従ってあらかじめ形と寸法を決めた「標準型ワード」なるものは考えられないし、ワードやダクトを全く別に考えて集塵装置本体だけを検討することもナンセンスといわなければならない。
(3)集塵方式の選定 対象粉塵の性状
1.粒度(粒度分布),グスト濃度
2.密度(員密度、見掛密度)
3.安慮、角及び粘着性
4.親水性又はキ発水性
5.腐食性、磨耗性
6.発火、爆発性
7.温度
8.混入ガスの種類
対象粉塵によって方式を選定する
集塵装置の選定を誤るとその機能が十分発揮できないだけでなく、運転不能、建設のやり直し等の事態を招きかねない。
(4)後処理の方法 1.集塵装置の管理責任者の決定
2.どの位の量のグストが捕集される予定か
3.回収して再使用するか、捨てるか
4.グストの取出し方法は動力か、入力か、取り出した後のグストの処理方法はどうするか
5.取出しの周期を何時間にするか
6.運搬の方法をどうするか
7.捨てる場所は何処にするか
8.廃棄物処理法との関連
集めたダストの後処理の方法を必ず決める
集塵装置を設置する前は、グストが空気中に浮遊しているので、その発生量を予測できず、つい見すごしてしまい、集塵装置を設置した後でグストの捕集量の多いのに驚くことがある。グストの後処理、運搬方法等を初めに決める必要がある。
(5)後処理の方法 排気濃度をどの位にするか
どんな集塵装置でも集塵率 100、 排出濃度Oはあり得ない
一般作業の場合、排気孔のダスト濃度が公害関係法規、条例などによって決められていることもあり、法規、技術、経済性の各観点により決定する。

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