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集塵機技術情報

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集塵機技術情報 - 集塵機ワンポイントトピック

集塵機 トピックNo.17 無理難題の多い局排改造相談

局排を使用している方々からよく次のような相談を受けます。

・局排を使っているが吸込みが弱い
・局排の制御風速を満たしていないが、何とかならないか
・ファンの回転数を上げれば風量が増えるのでは?  等々・・・・・・

これらの相談でフード(吸込口)の構造を改めることによって改善されれば話しはまだよ い方です。基本的に風量のたりない場合は大変困ります。
風量を増やす方法は次の三通りしかありません。

・ファンの性能を変える
・ダクトや集塵装置などの負荷の性能を変える
・1、2の両方

まずファンの回転数を上げてみましょう。風量は回転数に比例して増えますが、静圧は2乗、動力は3乗で増えます。それならモータさえ大きくすればいくらでも増やすことができるのか? 答はNOです。
回転数を上げれば騒音、振動が大きくなりますし、インペラの周速度には限界があります。従って回転数は少し余裕があるものでも10%、一般には5%増がよいところです。従って回転数変更では風量は5~10%増位しか期待できません。これとて以前に回転数アップの改造をしていないということが条件になります。それでは思いきってファンとモータをうんと大きいものに変えてみましょう。現在のフード、ダクト、集塵装置などは変えないのですからその負荷曲線も変りません。この抵抗損夫は風量の2乗に比例しますから、かりに風量を2倍にすれば抵抗損失(圧損)は4倍にもなり、おそらく高い静圧のためにダクトがつぶれるなどの問題が起こるでしょう。そうならないまでも動力消費は極端に大きくなって実用的ではありません。

次に二番目のダクトなどの負荷の特性を変えてみましょう。つまりダクトの太さを変えたり、集塵装置を大きくすることですから ズバリ・・・・・・装置を作り直すことになります。

三番目は説明するまでもなく作り直しです。

こう考えてくると一度作ってしまった局排を増強するということは非常にむずかしく、成功する例はマレです。局排を設置する時は慎重に正しい設計と管理をしないと大損をすることになります。素人細工はやめて、信頼のおける専門メーカーに相談すべきです。

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